金魚姫〜その後〜

リクエスト:喜納 昇華 様 『金魚姫のその後の物語・・・』  5555 HIT

 

 

 ここは、大きな海のすぐ近くにあるスピラ王国です。

 この国には、それはそれは麗しい王子様が住んでおりました。



 そして、その王子様をとても大切にしてくれる、三人の麗しい方々も住んでおりました。



 そんな王子様と、そんな方々の、楽しい楽しい物語は、もう幕を閉じてしまいましたが、

 それまたその後の物語を、ちょっと覗いてみましょうか・・・?











 王子様の麗しいお方。



 ひとりは、王子様の父にあたる国王様です。

 国王様はそれはそれは王子様を溺愛なさっていらっしゃって、幼い頃から『ありとあらゆるコト』を

『手取り足取り』教えて差し上げていたようでした。



 ほら、今日も『王子様思い』の国王様が、何かを教えて差し上げているようですよ。





国王     「さあ、王子いらっしゃい」

王子     「・・・はい、父上・・・あの・・・一体何を・・・?」





 国王がパチンと指先を鳴らすと、奥から青くて大きい従者が再び現れました。





従者キマリ  「キマリ、これ持ってきた」





 その従者の差し出した白い袋を、国王は満足そうに微笑みながら受け取りました。





国王     「ご苦労、いつもの様に人払いをお願いしますよ」

従者キマリ  「・・・わかった、キマリ誰もここに入れさせない」





 従者が扉から去って行くのを見送った国王は、袋の中から何かを取り出しました。





国王     「・・・さて、王子・・・始めましょうか?」

王子     「・・・ち、父上・・・そ、それは・・・っ・・」





 国王の掌に握られていたものは、いつものロープ(笑)、そして新アイテムのアイマスクとムチでした。





王子     「・・だ、駄目です、父上・・・そんな・・あぁっ・・!」

国王     「・・・大丈夫ですよ、王子・・・」





 国王は妖しく微笑みます。





国王     「・・・一国の王になるべき貴方は、耐え忍ぶことも修行なのですよ・・・」

王子     「・・でも、こ、これは・・・アッ・・!・・痛・・・ッ・・!・・」

国王     「どんな時でも笑顔を絶やさないのが、王なのです」





 ・・・そうでしょうか?





王子     「・・・ち、父上・・・もぅ・・っ・・」

国王     「・・王子、貴方はもっと忍耐というものを覚えなければいけませんね・・・」





 そう言いながら国王がもう一つ取り出したものは、





国王     「・・・耐えるのです、王子・・・」





 大きなロウソクでした。





王子     「・・・あぁッ・・ち、父上・・っ・・!!」







 国王の大きな愛で、今日も王子は逞しく次代の王としての帝王学に励むのでした。











 王子を愛するもうひとりは、最近お隣のザナルカンドからお輿入れされたお姫さまです。

 とても『明朗快活』な姫は、スピラ国へ帰る王子のあとを追い縋る程に『情熱的』で、

新しい国にもすぐ馴染んでしまう『物怖じしない』性格の方のようです。







姫     「おう、王子!!」

王子    「・・・・何をしに来た・・・」





 部屋に入っていらした姫を見るなり、王子様は不機嫌そうです。

 何故だか王子は、姫の前ではなかなかスナオになれないようですね(笑)。





姫     「ナニって、女房を捕まえてナニはねーだろ、ナニは?」





 そう言いながら、姫は王子の座るソファの隣にどかっと腰掛けました。

 そして、王子の方をそっと抱き寄せます。





姫     「オレ様はオマエの妻なんだぞ、妻と夫が一緒にいるってーと・・・」





 姫の逞し・・いえ、可憐な指が王子の頬をなぞりました。





姫     「・・・愛のイトナミってヤツだろ?」

王子    「・・・・・なっ・・!」





 王子は思わず頬を染めます。





姫     「・・・ホレ、カラダはスナオに反応してらぁ・・・」

王子    「・・っ・・や、やめ・・・っ・・ぁ・・」





 そんな王子の抵抗を、姫は楽しそうに眺めます。





王子    「・・・だめだって・・・言って・・・ぁ・・・」

姫     「・・・・・なーに言ってんだ・・・だって、よ・・」





 姫は王子を担ぎ上げると(・・・姫、力持ちですねvv)、





姫     「・・・オレ様のテクニックに、メロメロなんだろ・・・?」





 そのまま王子を天蓋ベッドまで運んで行きました。





王子    「・・・・・・・・」





 王子は、反論するのを諦めたのか、黙ったままです。





姫     「・・・・オレ様に任せりゃ、天国連れてってやるぜ・・・」





 そう言うと姫は、天蓋ベッドのカーテンをそっと降ろしました。





 あらあら、新婚さんに当てられてしまいましたねvv











 そして、三人のお方の最後の一人。



 金魚姫は海に棲んでいましたが、溺れた王子を助けた時に一目惚れしてしまいます。

 人間の足を手に入れた金魚姫は、太陽の様な金髪を称えられ、「ティーダ」と呼ばれました。



 持ち前の『素早さ』と『一途さ』を生かして(笑)王子に『猛烈アタック』した金魚姫。



 でも、金魚姫には、他の方々にはない『王子の心を奪ってやまないもの』を持っていたのです・・・。







王子     「・・・ティーダ・・・は、はやく・・・」

金魚姫    「わかったッス、もう王子はセッカチだなぁ・・・」





 にこにこ微笑みながら、金魚姫はそっと額に掛かる金の髪を掻き上げました。



 パサリ



 その金の髪が、床に落ちます。





王子     「・・・あぁ・・・そうだ、これなんだ・・・!!」





 王子は潤んだ眼差しで、金魚姫を眺めました。



 そう。

 王子はスキンヘッドフェチだったのです。





金魚姫    「・・・触りたい・・・?」





 意地悪そうに囁く金魚姫に、王子は切ない眼差しで首を縦に振りました。





金魚姫    「・・・オレも、王子に・・・・触って、いいッスか?」





 ちょっと遠慮がちに問い掛ける金魚姫に、





王子     「・・・・わかった・・・」





 王子は戸惑いながらも答えました。

 どーーーーーしても金魚姫の頭が触りたいようです(笑)





金魚姫    「・・・だったら、いいッスよ」





 金魚姫の許可が下りると、王子はその磨かれた頭に掌を伸ばしました。





王子     「・・・あぁ・・この感触・・・・」





 うっとりとした表情で、王子は金魚姫の頭に擦り寄ります。





金魚姫    「・・・王子の肌も、白くてスベスベッス・・・」





 そう言いながら金魚姫も、ブラウスの肌蹴られた白い胸の顔を埋めました。





 利害の一致したカップルみたいで、とてもシアワセそうですvv









 ・・・いかがでしたか?



 自堕落・・・失礼しました、悠々自適に過ごされている、王子と麗しいお三方の物語。

 また機会があれば、私と一緒に覗い・・い、いえ、拝見させていただきましょうねvv





 では、僭越ながら、ワタクシ語り部ユウナがご案内させていただきました!















 ・・・・あー、楽しかったvv











scince 2 Jun.2002












5555を踏んでくださった昇華さんのリクです。
金魚姫の続きとのことでした。

しかし!
酷い内容だ・・・ゴメンねー昇華さん・・・(泣)

 

 

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