Rebersible Man 19





「大丈夫か、鷹通!!」
「幸鷹!!」
 気を失い倒れた二人を、友雅とジェイドはそれぞれ抱き起こす。

「大丈夫ですわ、お二人とも気を失っているだけです」
「しかし藤姫・・・・」
「心配ございません」
 腕の中でぐったりとした鷹通を抱え、困惑した友雅の言葉を遮るように藤姫は続ける。
「鷹通殿の記憶が混乱してしまい、このようになったのでしょう・・・・・ね・・・」
 幸鷹を抱えるジェイドの背中に向き直ると、
「そうでしょう、翡翠殿?」
藤姫は問い掛けた。
「・・・・・・藤姫?」
 友雅の知る、いつものおっとりとしただけの姫ではない、何か意志を持った顔である。

「・・・・・・・・・・あぁ・・・もう仕方あるまい」

 右手で幸鷹を支えたまま、左手で己の髪をくしゃりとかき上げながらジェイドは観念したように呟い
た。







2004.10.09 


短い・・・
短すぎる・・・。







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